ADHD
ADHD(注意欠如・多動症)は不注意と多動性・衝動性を主な症状とする疾患です。それぞれについて詳しい症状を見てみましょう。
不注意
ミス、集中が続かない、順序を立てることが難しい、落とし物や忘れ物・紛失が多い、約束を忘れる、締め切りが守れない、整理整頓ができない、といった症状です。
多動性・衝動性
落ち着きがなくじっとしていられない、よく怪我をする、怒りっぽくけんかしやすい、順番を待てない、相手の話が終わるのを待てない、おしゃべりである、といった症状です。
治療
不注意については成人後も残存することが多いと言われています。ADHDの薬物療法にはストラテラやインチュニブといった非中枢神経刺激薬のほかコンサータなどの中枢神経刺激薬があります。(当院ではコンサータやビバンセの処方はできません。)
症状をなくすというよりは、改善を目指し、それによって『自分らしさ』としてとらえられることが目標とされます。